田舎暮らしの落とし穴

都会や市中の人が田舎暮らしに憧れ、定年後思い入れのある田舎に移り住むという人が多くなっています。しかし現実を見ると意外な落とし穴が沢山あります。

静かなところでのんびり残りの人生を楽しみたいと思う気持ちが一変するような事例です。
都会では隣の人は知らないなどの他人に関せず的なことは当たり前ですが、田舎では真逆です。

近所の人が野菜を持って来たり、話に来たりなど常に近隣の行き来があります。そして市中における町内会的なものがあります。

地区によって地区長がいてその地区のまとめ役をしています。地区では定期的に会合があり、地区の草刈りや一斉清掃など行事が色々あります。それに参加もしなくてはなりません。更に田舎は人口が少なく、地区長が当番で回ってきやすくなります。また会費もいります。

こんな近所付き合いが嫌で地区の会を外れる人もいます。

別に外れても問題はありませんが、狭い近所から白い目で見られたりして住みづらくなります。

そして買い物に不便なのも田舎です。近所の店では市中で買うものと同じものが1.5倍以上の価格で売られています。安いスーパーなどを買い物に行こうとすると車で30分以上と1時間以上かかったりします。

生活費が市中よりかかるのも事実です。更に事前に確認をしておかないと、携帯が1社しか通じないとか、ネット環境が無いとか、市中では当たり前のことが当たり前でない現実があります。

そして多くの人が苦痛になるのが夜です。交通量がほとんどなくて静かと思いがちですが市中にはない音があります。川や谷沿いでは水の音です。静けさの中にこの音が響きます。雨が降って増水すると騒音にまで聞こえます。そして春はカエルの鳴き声です。気になるととてもやかましく感じます。そしてセミも夜、鳴きます。

秋はコオロギやクツワムシなどがやかましく鳴きます。昼間でも聞きなれない音があります。草刈りなどをするチェーンソーです。田舎では当たりまえの作業ですから響く場合があります。

このように静かな田舎でのんびりの憧れが打ち砕かれ、やっぱり都会や市中に舞い戻りという人が多くなっています。現実問題としては住み慣れたところが一番いいと思います。

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